年度が替わって初めての対局交渉

2015.05.15

人員不足に関して


 組合は、今年度初となる対局交渉に臨みました。

まず最初に新しく就任された管理部長と挨拶を交わし、この場を設けて頂いたお礼を申し上げ、前任の管理部長から頂いた「職員あっての交通局」との認識の再確認をして交渉に移りました。

 人員不足に関しては全国的な流れではあるが、特に新年度よりその傾向が著しくなった事を数字を挙げて説明し、対策をお願いしました。

また、この人員不足は運転手ばかりか運行管理者にも重くのしかかり、毎日の系統数を埋めるのにどの様な手段を使ってやり繰りしているのかを、実例を挙げて説明。

組合としては実情を把握してもらう為に、運行管理者と直接会って話を聞く機会を設けるよう要請しました。

 人員不足を解決するには募集にばかり頼らず、今現在働いている人員の流失を如何に防ぐかが重要とは既に局に訴えていますが、局も同じ認識で一致しており正規化数の大幅アップはご承知の通りです。

それに加え現在の過酷な労働環境をどの様に改善していくかも重要だと組合は考えており、これなくして、いくら新規に採用しても同じ事です。

 ワーク・ライフ・バランスリフレッシュ休暇と言う言葉がありますが、本来公営企業である我々が率先して行うべきこれらの行為と、今は真逆の道を歩んでいる事も訴えました。

 局も組合も目指すものは同じとの認識の下、これからも県営バスで働くみんなの為にお互い協力していく事を確認して対局交渉を終了しました。